百年の恋も一時に冷める(読み)ひゃくねんのこいもいちじにさめる

精選版 日本国語大辞典 「百年の恋も一時に冷める」の意味・読み・例文・類語

ひゃくねん【百年】 の 恋(こい)も一時(いちじ)に冷(さ)める

思いがけないことを見聞きしたために、長い間続いてきた愛情が、いっぺんになくなってしまうような心持がする。

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デジタル大辞泉 「百年の恋も一時に冷める」の意味・読み・例文・類語

百年ひゃくねんこい一時いちじめる

長く続いた恋でも一瞬にしてさめてしまう。相手の嫌な面に思いがけなく接したときのようすにいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「百年の恋も一時に冷める」の解説

百年の恋も一時に冷める

思いがけないことを見聞きしたため、長い間いだいてきた恋ごころがいっぺんに冷めてしまう。

[使用例] そうだ。この中を見れば間違いない。百年の恋も一瞬の間に、煙よりもはかなく消えてしまう[芥川龍之介好色|1921]

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