百出(読み)ひゃくしゅつ

精選版 日本国語大辞典 「百出」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐しゅつ【百出】

〘名〙 いろいろさまざまに出ること。数多く出ること。「議論百出
読本椿説弓張月(1807‐11)後「則変化百出、妄語の一戒を虧といへども、却善巧方便の一端といふべし」 〔新唐書芸文志

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デジタル大辞泉 「百出」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐しゅつ【百出】

[名](スル)種々のものが次々に多数現れ出ること。「難問百出する」「議論百出
[類語]放出排出排水排気流出続出頻出輩出新出初出

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普及版 字通 「百出」の読み・字形・画数・意味

【百出】ひやくしゆつ

多く出る。〔唐書、芸文志一〕代の、時と高下す。然れども其の變態百出し、窮極すべからず。何ぞ其れ多きや。

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