百二十里(読み)ひゃくにじゅうり

精選版 日本国語大辞典 「百二十里」の意味・読み・例文・類語

ひゃくにじゅう‐り ヒャクニジフ‥【百二十里】

〘名〙 江戸京都間の距離概数。また、その道中である東海道異称江戸時代、一二二里とも一二四里・一三〇里ともいわれたが明治九年(一八七六)の実測によれば一二九里二三町二一間という。
浮世草子好色一代男(1682)七「さす盃は百二十里」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「百二十里」の意味・読み・例文・類語

ひゃくにじゅう‐り〔ヒヤクニジフ‐〕【百二十里】

江戸から京都までの大体の里数。また、東海道のこと。
小万小女郎、小よしとて―の名取りども」〈浄・丹波与作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android