白良浜(読み)しららはま

日本歴史地名大系 「白良浜」の解説

白良浜
しららはま

鉛山かなやま湾に臨む海岸の浜で、第三紀砂岩の分解による石英砂からなり、「続風土記」に「曲湾の内瀬戸村と鉛山村との間十町許の間の浜をいふ、砂土潔白にして雪の如し」とある。古来名勝として著名で、催馬楽「紀の国」に「紀の国の 白良の浜に ま白良の浜に 降りゐる鴎 はれ その珠持て来 風しも吹けば 余波しも立てれば 水底霧りて はれ その珠見えず」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「白良浜」の解説

白良浜

和歌山県西牟婁郡白浜町にある海岸。珪酸を多く含む石英砂で白くサラサラしているのが特徴。環境省選定の「日本快水浴場百選」のひとつ。また「日本の渚・百選」にも選定されている。

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事典・日本の観光資源 「白良浜」の解説

白良浜

(和歌山県西牟婁郡白浜町)
日本の渚・百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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