白箸翁(読み)しらはしのおきな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「白箸翁」の解説

白箸翁 しらはしのおきな

?-? 平安時代前期の不思議な老人
貞観(じょうがん)(859-877)のころ京都で白箸をうり,年齢はつねに70歳と称していた。なくなったので埋葬されたが,二十数年後石室で法華(ほけ)経をあげている姿をある僧がみたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例