白石盆地(読み)シロイシボンチ

デジタル大辞泉 「白石盆地」の意味・読み・例文・類語

しろいし‐ぼんち【白石盆地】

宮城県南部に広がる盆地蔵王ざおう山と阿武隈山系に囲まれる。中心都市は白石市

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「白石盆地」の意味・わかりやすい解説

白石盆地
しろいしぼんち

宮城県南西部、奥羽山脈と阿武隈(あぶくま)高地との間にある盆地。西は鉢森山(はちもりやま)断層崖(がい)、東は大河原の小盆地に続き、七ヶ宿(しちかしゅく)町西端に源を発し蔵王山(ざおうさん)の南を迂回(うかい)して北流する白石川と東麓(とうろく)を流下してくる松川涵養(かんよう)される。奥州街道(国道4号)、七ヶ宿街道(国道113号)が通り、古くから交通の要地であった。中心都市は白石市。

[境田清隆]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白石盆地」の意味・わかりやすい解説

白石盆地
しろいしぼんち

宮城県南部,阿武隈川の支流白石川中流域を占める盆地。奥羽山脈と阿武隈山地の間にあり,西は鉢森山の断層崖,東は大河原の地峡で区切られる。中心都市は白石市。 JR東北本線,国道4号線 (陸羽街道) ,113号線が通り,東北新幹線東北自動車道縦貫

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