白猪史(読み)しらいのふひと

世界大百科事典(旧版)内の白猪史の言及

【白猪屯倉】より

…そこで胆津は〈白猪田部丁者〉を検閲し,詔によって籍を定め〈田戸〉とした。天皇は胆津の定籍の功を嘉して,〈白猪史〉の姓を賜って〈田令(たつかい)〉とし,さきに児島郡に置いた屯倉の〈田令〉の〈葛城山田直瑞子〉の副とした。その後敏達3年10月丙申条では,大臣蘇我馬子を吉備国に派遣して,白猪屯倉と田部を増益し,〈田部名籍〉を白猪史胆津にさずけたという。…

※「白猪史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」