白河泉殿(読み)しらかわのいずみどの

世界大百科事典(旧版)内の白河泉殿の言及

【白河殿】より

…この地に早く藤原良房の経営した別荘白河殿があり,摂関家領として伝領されたが,師実の代に白河天皇に献上され,同天皇によって1075年(承保2)に再開発され77年(承暦1)に法勝寺が創建供養された。法勝寺西方の水石風流の地に所在した,宇治大僧正覚円の住房が白河上皇に進上され,95年(嘉保2)白河泉殿が造立された。1114年(永久2)に泉殿郭内に阿弥陀堂(蓮華蔵院の本堂)が造立され,泉殿も修理されている。…

※「白河泉殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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