白木の念仏(読み)シラキノネンブツ

デジタル大辞泉 「白木の念仏」の意味・読み・例文・類語

しらき‐の‐ねんぶつ【白木の念仏】

自力をまじえない他力念仏白木にたとえたもの。法然弟子証空しょうくう言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白木の念仏」の意味・読み・例文・類語

しらき【白木】 の 念仏(ねんぶつ)

自力の念をいっさいまじえない他力だけの念仏を白木にたとえたもの。法然の弟子、証空が語った言葉。
※法然上人行状画図(1307‐16頃)四七「自力根性の人にむかひては、白木の念仏といふ事をつねに申されにけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android