白映(読み)しろばえ

精選版 日本国語大辞典 「白映」の意味・読み・例文・類語

しろ‐ばえ【白映】

〘名〙
梅雨(つゆ)の頃、小雨が降りながら時々空が明るくなり、雨が止みそうになること。
※俳諧・年浪草(1783)夏「小雨降ながら、折々、はれんとするけしきあるを白ばへいふにや」
② 空などが、白みを帯びてくること。
収穫(1910)〈前田夕暮〉下「白栄(シロバエ)夜空にあかるし風遠く凪ぎて一樹のかげ黒き街」

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