白ばくれる(読み)しらばくれる

精選版 日本国語大辞典 「白ばくれる」の意味・読み・例文・類語

しら‐ばく・れる【白ばくれる】

〘自ラ下一〙 (「しらぱくれる」とも) 知っていながら知らないふりをする。そらとぼける。しらをきる。しらばっくれる。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一(1761)信一「初めての勤めはどふか白(しラ)ばくれ」
[補注]「しらばくれる」の「ばくれる」は、あるいは「ばく(化)」の連体形中世では終止に用いられる)「ばくる」を終止形と意識し、これを口語化してラ行下一段に活用させたものか。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報