発駕(読み)ホツガ

デジタル大辞泉 「発駕」の意味・読み・例文・類語

ほつ‐が【発×駕】

駕籠かごで出発すること。転じて、貴人の出発すること。はつが。
「君は明日五つの御―」〈浄・会稽山

はつ‐が【発×駕】

[名](スル)駕籠かごに乗って出発すること。また、貴人が出発すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「発駕」の意味・読み・例文・類語

はつ‐が【発駕】

〘名〙 駕籠(かご)に乗って出発すること。転じて、貴人が出発すること。ほつが。
浮世草子男色大鑑(1687)三「神無月廿五日に、江戸御発駕(ハツカ)極まりぬ」

ほつ‐が【発駕】

〘名〙 駕籠で出発すること。転じて、貴人が出発すること。はつが。
男重宝記(元祿六年)(1693)一「旅たちを、発駕(ホツカ)と云」 〔洪希文‐題聖墩妃宮湄洲嶼詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android