癇疾・疳疾(読み)かんしつ

精選版 日本国語大辞典 「癇疾・疳疾」の意味・読み・例文・類語

かん‐しつ【癇疾・疳疾】

〘名〙 神経が過敏になって、けいれんなどを起こす病気。疳の虫。また、甘い物の食べ過ぎによって起こるという胃腸の病気。主として子どもが起こす。疳。
※浄瑠璃・義経千本桜(1747)三「若君六代、疳疾(カンシツ)になやみ給へば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android