痩猿(読み)ヤセザル

デジタル大辞泉 「痩猿」の意味・読み・例文・類語

やせ‐ざる【痩猿】

ラングール別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「痩猿」の意味・読み・例文・類語

やせ‐ざる【痩猿】

〘名〙
① 痩せた猿。
② (langur) オナガザル科のラングール類、とくにネパール・インドに分布するハヌマンラングールの別名。体長約四五~八〇センチメートル。体は細く痩せ、四肢や尾も細長いほお袋はなく、親指がよく発達する。体色は灰褐色で、腹側、頭頂部、尾の先端は白っぽい。一夫多妻の群れをなし、木の実や葉を食べる。森林に生息するが、耕作地や町にも生息し、とくにインドでは神の使いとされ、寺院などで餌付けされている。

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