疎食・疏食・蔬食(読み)そし

精選版 日本国語大辞典 「疎食・疏食・蔬食」の意味・読み・例文・類語

そ‐し【疎食・疏食・蔬食】

〘名〙 (「し」は「食」の漢音) 粗末な食物粗食菜食。そしい。そしいい。
※文明本節用集(室町中)「飯蔬食(ソシ)歯無怨言〔憲問篇〕」 〔論語‐述而〕

そ‐しい【疎食・疏食・蔬食】

〘名〙 「そし(疎食)」の変化した語。〔文明本節用集(室町中)〕
集義和書(1676頃)四「蔬食(ソシイ)味なければ腹にみたず。力なければ杖つきて起居す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android