疎鐘・疏鐘(読み)そしょう

精選版 日本国語大辞典 「疎鐘・疏鐘」の意味・読み・例文・類語

そ‐しょう【疎鐘・疏鐘】

〘名〙 間をおいて鳴る鐘の音。
文華秀麗集(818)下・山寺鐘〈仲雄王〉「古寺館東山翠下。日暮噭咷響疎鐘
※幻雲詩藁(1533頃)一・春寺残鐘「山寺蕭条已暮鴉。踈鐘殷々出烟霞」 〔王維‐酬郭給事詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android