畳替え(読み)タタミガエ

デジタル大辞泉 「畳替え」の意味・読み・例文・類語

たたみ‐がえ〔‐がへ〕【畳替え】

[名](スル)畳表を取り替えて新しくすること。 冬》青桐は柱のごとし―/青畝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の畳替えの言及

【畳】より

…わら床で常時敷き詰められている畳は,病害虫の温床として,公衆衛生上の観点から年2回大掃除を行い畳の裏まで日光に当てる畳干しが推奨された時期もあったが,床下換気が改良され,化学薬品が普及した結果,畳干しの必要はほとんどなくなっている。畳表は産地により,備前表,備後表(イグサを用いた畳表の代表的なもので,広島産が最上等とされる),高知表,八代表,琉球表(大分県などが主産地で,シチトウイ(七島藺)を用いる),諸目表(静岡県),小松表(石川県)などがあり,畳表がいたむと表だけを張り替える畳替えを行う。畳床(たたみどこ)は良質のわらを縦横に編んだものを圧搾して麻糸で重ね締めにしたものが本式であるが,近年では合成樹脂材を使用した畳床も多くなっている。…

※「畳替え」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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