異君(読み)こときみ

精選版 日本国語大辞典 「異君」の意味・読み・例文・類語

こと‐きみ【異君】

〘名〙
① 他の主君
※とはずがたり(14C前)一「世に捨てられ頼りなしとて、またこと君にも仕へ」
他人ほかの男を敬っていう語。

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