番謡(読み)バンウタイ

デジタル大辞泉 「番謡」の意味・読み・例文・類語

ばん‐うたい〔‐うたひ〕【番謡】

一番の謡曲全部を素謡すうたいでうたうこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「番謡」の意味・読み・例文・類語

ばん‐うたい ‥うたひ【番謡】

〘名〙 一番の謡曲を始めから終わりまで通して謡うこと。囃子伴奏がつく番囃子と、伴奏のつかない素謡(すうたい)とがある。
浮世草子傾城色三味線(1701)大坂「木枕鼓に番うたひ、腹のへるをかまはず」

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