番い(読み)ツガイ

デジタル大辞泉 「番い」の意味・読み・例文・類語

つがい〔つがひ〕【番い】

動詞つがう」の連用形から》
[名]
二つのものが組み合わさって一組みになること。また、そのもの。対。
動物の雄と雌の一組み。また、夫婦。「文鳥番いで飼う」
からだなどの各部のつなぎ目。関節
「肘の―を表から、膝頭さえているらしい」〈漱石三四郎
機会。折。
「剃りはてんとする―に、ふと立ち」〈咄・醒睡笑・一〉
[接尾]助数詞。組みになっているものを数えるのに用いる。「ひと番いの鶏」
[類語]コンビアベックカップル好一対組み夫婦そろ一揃いつい一対いっつい一式ペアセット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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