留滞（読み）りゅうたい

精選版 日本国語大辞典

りゅう‐たい リウ‥【留滞】

〘名〙 同じ所に、とどまること。また、同じ状態のままとどまって進展しないこと。停滞。

※続日本紀‐養老六年（722）二月甲午「減_二年之数_一、以慰_二人子之懐_一、其限_二三載_一、以為_二一番_一、依_レ式与替、莫_レ令_二留滞_一」

※集義和書（1676頃）三「雷声は物の留滞(リウタイ)を通ずるものなる故に」 〔史記‐太史公自序〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

りゅう‐たい〔リウ‐〕【留滞】

［名］(スル)同じ所にとどまること。また、同じ状態のままで進展しないこと。停滞。滞留。
「唯毎戸に―して」〈福沢・文明論之概略〉

出典　小学館

普及版 字通

【留滞】りゆう（りう）たい

居残る。〔史記、太史公自序〕是の、天子始めて家の封をつ。太、南に留滯し、與(とも)に事に從ふことを得ず。故にりを發して、且(まさ)に卒(しゆつ)せんとす。～曰く、是れ命なる夫(かな)、命なる夫と。

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出典　平凡社「普及版 字通」