画眉（読み）ガビ

デジタル大辞泉

が‐び〔グワ‐〕【画眉】

まゆ墨でまゆをかくこと。まよがき。まよびき。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

が‐び グヮ‥【画眉】

〘名〙

① 眉墨(まゆずみ)で眉を描くこと。また、その眉。まよびき。まよがき。転じて、美人をいう。

※文華秀麗集（818）中・奉和王昭君〈朝野鹿取〉「画眉逢_レ雪壊。裁鬢為_レ風残」 〔漢書‐張敞伝〕

② (描いた眉の形から) 連山の遠く見えるさまをたとえていう語。

※東江先生南遊詩（1796頃）途中口号「多気都墟余_二樹石_一、画眉山色映_二江波_一」

③ 鳥「ほおじろ（頬白）」の異名。〔和漢三才図会（1712）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【画眉】が（ぐわ）び

まゆずみで眉をかく。梁・劉孝威〔県にて率爾、婦に寄す〕詩　新粧には(まゆずみ)を點ずること(なか)れ　余(われ)りて自ら眉を畫(ゑが)かん

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出典　平凡社「普及版 字通」