画堂(読み)がどう

精選版 日本国語大辞典 「画堂」の意味・読み・例文・類語

が‐どう グヮダウ【画堂】

〘名〙
絵画を陳列しておくための建物美術館
※うたかたの記(1890)〈森鴎外〉上「巨勢君にはかしこなる画堂にて逢ひ、それより交を結びて」
② 画が描かれてある室。装飾のはなやかな室。
※柳湾漁唱‐一集(1821)寒夜文宴「静夜寒江月練澄、画堂文宴会良朋

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「画堂」の読み・字形・画数・意味

【画堂】がどう(ぐわだう)

画飾のある室。〔漢書、成帝紀〕母を王皇后と曰ふ。元太子の宮に在りしとき、甲の畫堂に生む。世皇孫と爲す。

字通「画」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android