画嚢(読み)がのう

精選版 日本国語大辞典 「画嚢」の意味・読み・例文・類語

が‐のう グヮナウ【画嚢】

〘名〙 主として洋画に用いる筆、絵具、紙などを入れる用具。多く、写生用に肩にかけるなどして携帯する。転じて、絵の材料や絵を書く動機となる思想などのたとえ。
平戸廉吉詩集(1931)〈平戸廉吉〉画狂老人「画けば万物は悉く彼の画嚢に生彩を放つ」

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デジタル大辞泉 「画嚢」の意味・読み・例文・類語

が‐のう〔グワナウ〕【画×嚢】

絵をかく道具を入れておく用具。主に写生に携帯する。転じて、絵の題材・動機などにもいう。

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