町医者(読み)マチイシャ

デジタル大辞泉 「町医者」の意味・読み・例文・類語

まち‐いしゃ【町医者】

個人で開業している医者開業医
江戸時代御殿医などに対して、市中で開業していた医者。町医師。
[類語]医師医者医家ドクタードクトルホームドクター国手女医名医藪医者侍医主治医船医軍医学校医開業医内科医外科医眼科医目医者歯科医歯科医師歯医者獣医御典医

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精選版 日本国語大辞典 「町医者」の意味・読み・例文・類語

まち‐いしゃ【町医者】

〘名〙
① 江戸時代、市中で開業していた医師の称。町医。町医師。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第二〇「学文の窓は洞にぞ成にける〈吉重〉 一重羽織でせつひ町医者〈西重〉」
② 個人で医院を開業している医者。病院などに勤務する医者に対していう。開業医。町医。
※夢の女(1903)〈永井荷風二一「町医者の玄関案内も乞はずに」

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