男谷燕斎(読み)おだに えんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「男谷燕斎」の解説

男谷燕斎 おだに-えんさい

1777-1840 江戸時代後期の儒者
安永6年生まれ。幕臣。寛政12年表右筆(ゆうひつ)となる。「寛政重修諸家譜」「藩翰続譜」の編修,韓聘書簡の写字などにあたる。文化10年から代官として信濃(しなの)(長野県),越後(えちご)(新潟県)に赴任。のち小十人頭をつとめた。養子男谷精一郎天保(てんぽう)11年6月28日死去。64歳。名は思考通称彦四郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android