男神(読み)オガミ

デジタル大辞泉 「男神」の意味・読み・例文・類語

お‐がみ〔を‐〕【男神】

男性の神。⇔女神
[補説]日本神話では特に伊弉諾尊いざなぎのみことをさし、「陽神」「夫神」とも書く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「男神」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐がみ をとこ‥【男神】

〘名〙 男の神。陽神。おがみ。⇔女神
浄瑠璃曾根崎心中(1703)「笠はきずとも召さずとも照る日の神もおとこ神、よけて日まけによもあらじ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の男神の言及

【女神】より

…女性として表象された神。男神(おがみ)と対をなし,しばしば妻,母の姿をとる。普遍的にみられる神表象であるが,とりわけ古代オリエント,地中海世界において重要な意義を担っていた。…

※「男神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android