申待(読み)さるまち

精選版 日本国語大辞典 「申待」の意味・読み・例文・類語

さる‐まち【申待】

〘名〙 (「申」は庚申の「さる」の意) 庚申の夜に、人身に住んでいるという三尸(さんし)の難をのがれるために、帝釈天庚申青面(こうしんしょうめん)、または猿田彦をまつり、徹夜すること。庚申待ち。
※親俊日記‐天文七年(1538)六月一八日「庚申〈略〉真如堂にて申待」

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デジタル大辞泉 「申待」の意味・読み・例文・類語

さる‐まち【申待】

庚申待こうしんまち」に同じ。

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