甲州ブドウ(読み)こうしゅうぶどう

世界大百科事典(旧版)内の甲州ブドウの言及

【勝沼[町]】より

…甲府盆地東端,笛吹川の支流日(につ)川や鬢櫛(びんぐし)川などの形成した扇状地上に位置する。江戸時代には甲州街道の宿駅として栄え,甲州ブドウの産地としても名高く,正徳年間(1711‐16)に約15haのブドウ園があったことが知られている。現在では純果樹栽培地域となっており,耕地のほとんど全部が果樹園,うち約8割がブドウ,約2割が桃で占められている。…

※「甲州ブドウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」