甲子[温泉](読み)かし

百科事典マイペディア 「甲子[温泉]」の意味・わかりやすい解説

甲子[温泉]【かし】

福島県西白河郡西郷(にしごう)村,阿武隈川上流にある。〈かっし〉ともいう。炭酸カルシウム泉,42℃。14世紀の発見を伝える記録があり,江戸時代には白河藩主松平定信が入湯に訪れている。甲子の東4kmに,1961年甲子から引湯した新甲子温泉があり,国民保養温泉に指定されている。ゴルフ場スキー場がある。東北本線白河駅からバス

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世界大百科事典(旧版)内の甲子[温泉]の言及

【甲子[温泉]】より

…〈かっしおんせん〉ともいった。東北新幹線新白河駅より西へ約20km,甲子(かつし)山の東麓,阿武隈川源流近くの甲子渓谷(標高900m)の南岸に一軒宿が位置し,浴場は渓谷対岸にある。単純泉,45℃。…

※「甲子[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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