甲乙徒弟院(読み)こうおつとていいん

世界大百科事典(旧版)内の甲乙徒弟院の言及

【寺院】より

… 宋代になって禅宗が興隆すると,寺院制度にも変化がおこった。寺院を代表する僧を住持といい,それには師から弟子へと伝える甲乙徒弟院と,ひろく諸方から名徳を招く十方刹との区別があり,とくに大刹の住持は勅命によって任ぜられた。別に寺院は宗派によって禅,教,律に分類され,南宋中期には五山十刹制が定められた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」