精選版 日本国語大辞典 「田楽豆腐」の意味・読み・例文・類語
でんがく‐どうふ【田楽豆腐】
〘名〙 長方形に切った豆腐を串に刺し、練り味噌をぬって焼いた料理。田楽を舞う法師のいでたちに形が似ているところから名づけられた。また、味噌に木の芽をすりまぜて用いるものを木の芽田楽という。田楽。《季・春》
※蔭凉軒日録‐永享九年(1437)七月五日「毎二御精進日一。可レ献二田楽豆腐一之由被レ命」
※宗長手記(1522‐27)下「田楽たうふの盃たび重なりて」
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