田代[町](読み)たしろ

百科事典マイペディア 「田代[町]」の意味・わかりやすい解説

田代[町]【たしろ】

秋田県北部,北秋田郡の旧町。南端米代(よねしろ)川が流れ,中心集落の早口には奥羽本線が通じる。大部分山地で林野面積が広く,早口川,岩瀬川流域に秋田杉美林がある。農林業を基幹産業とし,早口には貯木場がある。1993年白神山地が世界遺産条約の自然遺産リストに登録された。2005年6月北秋田郡比内町と大館市へ編入。306.77km2。7961人(2003)。

田代[町]【たしろ】

鹿児島県肝属(きもつき)郡,大隅半島南部の旧町。肝属山地中にある農山村で,林業のほか,米,タバコ野菜,茶を産し,肉牛飼育,養鶏など畜産も盛ん。2005年3月肝属郡大根占町と合併し町制錦江町となる。77.81km2。3425人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android