用度(読み)ヨウド

デジタル大辞泉 「用度」の意味・読み・例文・類語

よう‐ど【用度/用途】

会社官庁などで、事務用品などの供給に関すること。「―品」
要する費用入費
大庄屋等その―として、金九百五十両を村々の百姓に出させし事」〈折たく柴の記・中〉
《「ようと」とも》ぜに異称
「運び残したる―十貫をば」〈沙石集・六〉
[類語]費用掛かりついり目り用入用にゅうよう入費にゅうひ出費経費実費コスト雑費

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「用度」の読み・字形・画数・意味

【用度】ようど

費用。〔漢書、武帝紀〕(元狩四年)關東民の~徙(うつ)るもの、て七十二五千口。縣官の衣振業に、用度足らず。ふ、銀錫を收めて白金び皮りて、以て用に足さしめん。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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