用を足す(読み)ようをたす

精選版 日本国語大辞典 「用を足す」の意味・読み・例文・類語

よう【用】 を 足(た)

用事をすませる。用を弁ずる。用を達する。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「孔方(おあし)さへ出せば一切用(ヨウ)を足(タ)す所ゆゑ」
大便小便をする。大便・小便をすませる。
※雑俳・太箸集(1835‐39)三「御取こし用達して来て草鞋とく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「用を足す」の意味・読み・例文・類語

よう・す

用事を済ます。「出先で―・す」
大小便を済ます。
[類語]小用こよう小用しょうよう排泄排尿放尿遺尿利尿頻尿用便手水ちょうず尿意用足し寝小便立ち小便連れ小便おねしょ失禁ちびる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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