産科(読み)さんか

精選版 日本国語大辞典 「産科」の意味・読み・例文・類語

さん‐か ‥クヮ【産科】

〘名〙 妊娠分娩新生児を扱う臨床医学の一分科。〔和英語林集成再版)(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「産科」の意味・読み・例文・類語

さん‐か〔‐クワ〕【産科】

妊産婦対象として、妊娠と分娩ぶんべんを扱う医学分野

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「産科」の意味・わかりやすい解説

産科【さんか】

医学の一分科。産科学とも。妊娠分娩(ぶんべん),産褥(さんじょく)を扱う。日本では18世紀に賀川玄悦によって手術的産科学の確立を見たが,西洋医学の一分野としては1871年に来日したL.ミュラーが外科婦人科診療と同時に,助産科の講義を開始したのが始まり。治療法中,手術に関する部分は産科手術学,助産婦のための分娩介助部分は助産婦学として分類されている。病院などでは婦人科と合わせて産婦人科とすることもある。
→関連項目助産婦標榜診療科

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「産科」の意味・わかりやすい解説

産科
さんか

産婦人科

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android