せい‐ぎょ【生魚】
〘名〙
① 生きている魚。
※
名語記(1275)六「生魚等にもゆひたりといへる詞ある歟」 〔
荀子‐礼論〕
※
春日社記録‐中臣祐賢記・弘安三年(1280)五月一九日「凡当庄神人致
二生魚売買之業
一」
いけ‐うお ‥うを【生魚】
〘名〙 (「いけ」は生かしておく意の「いける」から)
食用のために生簀
(いけす)などで飼ってある魚。いきうお。
※
摂津名所図会(1796‐98)八「
兵庫生洲〈略〉諸魚を多く放生
(はなちいけ)て常に貯ふ、これを兵庫の生魚
(イケウヲ)と云ふ」
いき‐うお ‥うを【生魚】
〘名〙
① 生きている魚。
※俳諧・西鶴大句数(1677)二「生魚を我手にかけて
まな板に 四五人つかへと役にたたすしや」
なま‐うお ‥うを【生魚】
〘名〙 なまの魚。煮たり焼いたりなどしていない魚。な
まいお。なまざかな。
※
源平盛衰記(14C前)一〇「
僧形として、生魚
(ナマウヲ)を手に把たる心うさよ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「生魚」の意味・読み・例文・類語
なま‐うお〔‐うを〕【生魚】
煮たり焼いたりなどしてない、なまのさかな。なまざかな。
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普及版 字通
「生魚」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報