生野原村(読み)しようのはるむら

日本歴史地名大系 「生野原村」の解説

生野原村
しようのはるむら

[現在地名]野津町都原みやこばる 生野原

菅無田すがむた村の北東たけ(三一七・三メートル)の南麓にある。慶長二年(一五九七)の野津院検地帳写(渡辺家文書)には生野原村分と菅無田村など五ヵ村を一括した一冊が含まれ、村位は下。同一一年の惣御高頭御帳に村名がみえ、高五二石余。香野村組に属した。正保二年(一六四五)の稲葉能登守知行高付帳によれば田方四〇石余・畑方一二石余。正保郷帳では野津之院に属し、高一九六石余(田方一〇〇石余・畑方九五石余)には菅無田村分が含まれる。江戸時代後期の免は一三成五分四朱(「雑録」臼杵藩政史料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android