生酔い本性違わず(読み)ナマヨイホンショウタガワズ

デジタル大辞泉 「生酔い本性違わず」の意味・読み・例文・類語

生酔なまよ本性ほんしょうたがわず

酒に酔っても人の本性は変わらない。生酔い本性忘れず。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「生酔い本性違わず」の解説

生酔い本性違わず

酒にかなり酔っても、その人が本来もっている性質に変わりはない。

[使用例] 釣り込まれて飲んでいるうちに、大次郎もよほど酔いがまわって来ました。しかし生酔い本性違わずで、雷見舞いの役目のことが胸にありますから、大次郎もあまり落ちついてお神輿を据えているわけにはいきません[岡本綺堂*三浦老人昔話|1925]

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