生臭気(読み)なまぐさけ

精選版 日本国語大辞典 「生臭気」の意味・読み・例文・類語

なまぐさ‐け【生臭気】

〘名〙
① なまぐさい感じ。また、そのもの。
咄本・軽口独機嫌(1733)四「椀共のふたを取て見らるるに、みな精進仕立にて、腥気(ナマグサケ)といふものはけがになく」
② 祝いごとの膳や贈答品に添える魚介類不祝儀と区別するため、煮干でも削り節でも必ず添えるものとした。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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