生膚断(読み)いきはだたち

精選版 日本国語大辞典 「生膚断」の意味・読み・例文・類語

いきはだ‐たち【生膚断】

〘名〙 「国つ罪」の一つ。生きている人の膚に傷をつけて血を流させること。⇔死に膚断ち
延喜式(927)祝詞(祝詞考訓)「国つ罪と、生膚断(イキハダタチ)死膚断(しにはだたち)白人(しろひと)、こくみ、己が母犯せる罪〈略〉ここだくの罪出でむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android