生老病死(読み)しょうろうびょうし

精選版 日本国語大辞典 「生老病死」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろう‐びょう‐し シャウラウビャウ‥【生老病死】

〘名〙 仏語人間として避けられない四つの苦しみ。生まれること、老いること、病気になること、死ぬことの総称四苦
※栄花(1028‐92頃)玉のうてな「いのちは又無量なれば、つゐに生老病死のくるしみなし」

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デジタル大辞泉 「生老病死」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろう‐びょう‐し〔シヤウラウビヤウ‐〕【生老病死】

仏語。避けることのできないこの世での人間の4種の苦悩。生まれること、老いること、病気をすること、死ぬこと。四苦。

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四字熟語を知る辞典 「生老病死」の解説

生老病死

人間として避けられない四つの苦しみ。生まれること、老いること、病気になること、死ぬことの総称。

[使用例] 生老病死の諸苦性格欠陥、あらゆる失敗、それを十分に噛みしめてみればそれでいいのだ[有島武郎*惜みなく愛は奪ふ|1917]

[解説] 仏教語。「四苦」ともいいます。

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