精選版 日本国語大辞典 「生皮」の意味・読み・例文・類語
なま‐かわ ‥かは【生皮】
〘名〙
① よく乾いていない皮。なまのままの皮。
※俳諧・ゆめみ草(1656)夏「なまかはにそだつは竹の子共哉〈玄佐〉」
③ (形動) なまけること。ものぐさがること。また、そのさまや人。
④ (形動) 中途半端なさま。
※葉隠(1716頃)一「なま皮に被二申上一故、御気にさかひ」
いき‐がわ ‥がは【生皮】
〘名〙 生きている動物の皮。動物からはぎ取ったばかりの皮。「生き皮をはぐ」の形で用いる。
※天草本伊曾保(1593)狼と狐の事「キツネノ iqigauauo(イキガワヲ) ハイデ」
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