生瓢(読み)なりひさご

精選版 日本国語大辞典 「生瓢」の意味・読み・例文・類語

なり‐ひさご【生瓢】

〘名〙 (古くは「なりひさこ」「なりびさこ」)
※大唐西域記長寛元年点(1163)一「衣を赭うして、瓠(ナリヒサコ)を持ち、声を大にして、叫ぶこと得ず」
② 熟した瓢箪の実を二つに割って、杓子(しゃくし)にしたもの。
延喜式(927)一「春日神四座祭祭神料〈略〉匏(ナリヒサコ)四柄」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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