生物生産行程(読み)せいぶつせいさんこうてい

世界大百科事典(旧版)内の生物生産行程の言及

【農業】より

…自然条件の変動によるこの豊凶の大きな幅は,品種改良や農業技術の進歩,灌漑・排水設備の整備などによって,ある程度まで縮小することはできるが,その変動を完全になくすることはできない。 農業生産の第3の技術的特質は,有機的な生物生産行程と無機的な機械・工学的行程の二つの行程が併存し,両者が結びついて生産が行われることである。生物生産行程とは,作物や家畜に人間が直接働きかけ,その単位当り生産量を増加させる管理作業を主とするもので,そこでは労働の集約化による綿密な管理が必要とされる。…

※「生物生産行程」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」