生死流転(読み)しょうじるてん

精選版 日本国語大辞典 「生死流転」の意味・読み・例文・類語

しょうじ‐るてん シャウジ‥【生死流転】

〘名〙 仏語生死を重ねて、たえることなく、三界六道迷界はてもなくめぐること。
※真如観(鎌倉初)「誰か煩悩悪業おこして生死流転せん」

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デジタル大辞泉 「生死流転」の意味・読み・例文・類語

しょうじ‐るてん〔シヤウジ‐〕【生死流転】

仏語。衆生しゅじょうが、生死を繰り返し、はてしなく三界六道の迷界をめぐること。

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四字熟語を知る辞典 「生死流転」の解説

生死流転

生死を重ねて、たえることなく、三界六道の迷界をはてもなくめぐること。

[解説] 仏教では、生命のあるものはすべて生死を繰り返して、地獄餓鬼・畜生・修羅人間天上の六道を際限なく巡り続けると考えられました。

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