生月[町](読み)いきつき

百科事典マイペディア 「生月[町]」の意味・わかりやすい解説

生月[町]【いきつき】

長崎県北松浦郡,平戸島北西にある生月島全域を占める旧町。第三紀層をおおう玄武岩の島で,北西岸に海食崖が発達東岸集落散在。江戸時代は益富家を中心とする捕鯨根拠地,現在はアジ・サバ大型巻網漁が盛ん。隠れキリシタン史跡がある。1991年生月大橋が完成,平戸島と結ばれた。2005年10月北松浦郡田平町,大島村平戸市へ編入。16.56km2。7915人(2003)。
→関連項目捕鯨

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世界大百科事典(旧版)内の生月[町]の言及

【生月島】より

…面積16.5km2。1島で北松浦郡生月町をなし,人口8596(1995)。基盤は第三紀層で,その上に玄武岩の溶岩台地がのる。…

※「生月[町]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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