生唾(読み)ナマツバ

デジタル大辞泉 「生唾」の意味・読み・例文・類語

なま‐つば【生唾】

おいしそうなものや酸味のあるものを見たり想像したりしたときや、気分が悪かったり興奮・緊張したりしたときなどに、自然に口の中に出てくるつば。なまつばき。
[類語]唾液つばよだれつばきかたず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生唾」の意味・読み・例文・類語

なま‐つば【生唾】

〘名〙 おいしそうなものやすっぱいものなどを見たり思い浮かべたりした時に、自然に口の中にたまってくる唾液(だえき)。また、気分の悪い時や、気持が興奮したり緊張したりする時などに自然に出る唾液。なまつばき。
※苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉二「生唾(ナマツバ)をひと息のみこんで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android