生口中野村(読み)いくちなかのむら

日本歴史地名大系 「生口中野村」の解説

生口中野村
いくちなかのむら

[現在地名]瀬戸田町中野なかの

生口島の中央北部にあり、東南に山を負い、東ははやし村、西は鹿田原しかたばら村、北は海に臨む。「芸藩通志」に「広袤各八町」とある。「国郡志下調書出帳」に記す寛永一五年(一六三八)の地詰では畝数二七町二反三畝三歩、高三〇一石八斗八升八合。同書出帳によると元禄六年(一六九三)の新開地詰で二反二畝二一歩、高一石三斗六升二合が増えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報