生化遺伝学(読み)せいかいでんがく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「生化遺伝学」の意味・わかりやすい解説

生化遺伝学
せいかいでんがく

遺伝生化学

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の生化遺伝学の言及

【遺伝学】より

…最近は遺伝子やその支配形質の違いを分子レベル,すなわちDNAの塩基配列やタンパク質の一次構造の差異としてとらえ,その集団における挙動が盛んに研究されている。
[生化遺伝学biochemical genetics]
 形質は遺伝子に支配されており,その遺伝子は特定染色体の特定部位を占めていることが形質遺伝学や細胞遺伝学の発達で明らかになったが,遺伝子がいかに形質を決定するかは不明であった。とはいえ,すでに1908年にガロッドA.E.Garrodはヒトの先天的代謝欠陥が酵素の欠如に起因することを示唆していた。…

※「生化遺伝学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」